防草シートザバーンの使い方。というか間違った設置方法を我が家の失敗例の画像と一緒にご紹介します。また メンテナンスの方法や便利な道具などの紹介も一緒にします。こんな風なやり方をすると 後々面倒になるという参考にしていただけると良いかなと思います。
とはいえ やっぱりシートを敷いたら草むしりがものすごく楽になったのは事実です。
ま・・負け惜しみじゃないンだからねΞ( >_<)
ザバーンの使い方
まず ザバーンを敷くための準備編から行きますね
ザバーンの裏表は?
ザバーンのシートの色は2種類が用意されています。
・裏表ともグリーンのもの(G)
・片面がブラウンで片面がブラックのもの(BB)のリバーシブルタイプ
両方とも表裏がありませんのでお好きな色が見えるようにして使用してください。
用意するもの
ハサミ:大き目のハサミが便利です。ザバーンは基本的に「不織布」なので裁ちばさみを使うのが切りやすいです。裁ちばさみとは裁縫用の時に布をカットする大きなハサミのことです。
メジャー:庭の長さを測って敷き方を考えたりします
固定用のピン:砂利を置かないときは必須です。
かなづち:固定用のピンを打ち込むときに使います
その他:専用のテープなど
前もってしておくこと
①シートを敷く前に、草むしりをします。
草をむしりながら大きな石やとがっているものを除きます。とがっているものが残っているとシートが傷みやすくなります。シートが破れる原因にもなります。シートに少しでも「破れ」があると雑草が生えてきます。
防草シートを敷いたら、光が植物に届かなくなります。そうすると植物は光合成ができなくて枯れてしまいます。「という事は!雑草の上に直接敷いてもいいんじゃない?!」って思いたくなりますが、そこはぐっとこらえて頑張って草むしりをしてください。
②土を平らにならしておきます。
できるだけ土を平らにならしてください。
でこぼこしていると・・・
シートの上に砂利を敷いた場合は、砂利が低い方に落ちていきますのでシートが露出して見た目が悪いです。
我が家の失敗例
地面がでこぼこで見栄えが悪い状態
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
写真で盛り上がっている感じがわかりますでしょうか。最初にならしておかなかったのが悪いんですが、水の流れる道ができてしまっているのか、固い土の塊があるのか、だんだん他の場所との高低差が大きくなってきているような気がします。砂利をかけても雨が降ると砂利が低い方に流れていくので結局シートが露出してしまいます。
ザバーンの留め方
整地が終わった庭にザバーンを敷いていきます。ザバーンの敷くときのやり方と注意点(というか、ぶっちゃけ失敗例になるんですが)をご紹介します。
ザバーンの継ぎ目の留め方は?
ザバーンを並べて使う場合は10cmほど重ねて、しっかり専用テープで留めてください。重ねただけの状態にしておくと隙間ができて雨が降るたびに砂利が入り込んだりします。そして だんだん「浮き」が大きくなって雑草が生えてきて、さらに「浮き」が大きくなるという悪循環になります。
我が家の失敗例
重ねた部分をテープで留めていないので
砂利が入り込んでいる
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
こういう場所は 当然雑草も生えやすくなります。
シートの押さえのやり方は?
シートを敷いたらピンで固定します。50cm~1m間隔で打っていきます。ザバーンの場合ピンを打った場所が裂けたり 破れたりという事はありません。でもピンを挿しこんだ場所には土がたまりやすくなります。 また もしも隙間ができたら雑草が生えやすくなります。なのでピンを打った上からテープを張っておくとさらにいいと思います。
壁際や塀との隙間は?
壁際や塀との間は なるべく隙間を作らないようにしてください。砂利を敷く場合は、壁際のシートを立ち上げて折り返してから砂利を敷くと砂利がこぼれません。
という事ですが、これが曲者で どうしても隙間ができてしまいます。でも 家の壁や塀にテープを張るわけにもいかないので仕方ないですね。とにかくできるだけ隙間を作らないように、が基本です。
ザバーン補修
幸いにも 我が家のザバーンは7年経過しても「裂けたり」「穴が開いたり」はしていないんですが、もしもの場合に、ということで補修方法も書いておきます。
まず、間違ってカッターで切ってしまったとか、鎌などを挿してしまったとか、そういう「破れ」ですが、こちらはテープを張れば簡単に補修できます。
「穴をあけて植物を植えていたんだけど、引っこ抜いてしまって全部防草シートにしたくなった」みたいな場合もあると思います。そういう場合は、余りの防草シートを穴よりも大き目に用意して、穴の部分に当てます。シートを当てるだけでは隙間ができやすく すぐに雑草が生えてきますので、テープで周囲をふさぐようにしてください。
①どんな雑草に効果があるのか。1年草、宿根、匍匐性のタイプごとの違い
→ザバーンの効果。草は生える?スギナは突き破る?グランドカバーは?
②防草シートの設置方法は?押さえのピンやテープは?
→ザバーンの使い方。留め方と補修の方法
③ザバーン125と240の差。耐久性の違い
→ザバーンが劣化したらどうなる?太陽光の影響は?カビは生える?
④防草シートのメリット&デメリットは?
→ザバーン設置のメリット&デメリット
⑤実際に7年間使ってみました。ザバーンの各規格ごとの特徴や耐用年数はこちらから
→防草シート ザバーンのレビュー。特徴と耐用年数
おわりに
ザバーンの継ぎ目から出てくる雑草って見た目がものすごく悪いのはわかっているんですけど。専用テープって単価が高いんですよね。だからと言ってガムテープなんか張ってもすぐにダメになるに決まってるし。しかも今から砂利を除けてテープを張るとか。。。うーん、もういいか、草むしりすればいいか、なんて思ってます。
でも今年の冬にやる予定の玄関横の庭は広さもあまりないし継ぎ目、壁際との隙間、花壇と玄関のブロックの間の角の部分などの細かい場所の処理も頑張ってやってみようと計画中。せっかく「半永久的に使用可能」な商品なので、ちょっとお高くてもやっぱり専用テープを使うつもりです。
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