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庭の草

ワルナスビの特徴。繁殖力と駆除方法

ワルナスビ

「悪いナスビ」だから「ワルナスビ」。風情のないネーミングの植物ですね。

ワルナスビは、アメリカ原産のナス科の多年草で日本全国に分布しています。花も実も とってもかわいいんですが、なかなか手に負えないヤンチャっ子です。

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ワルナスビの特徴

ワルナスビ。別名オニナスビ、ノハラナスビ、アレチナスビ。

まず ヤンチャっ子「ワルナスビ」の特徴からご紹介します。

ワルナスビのトゲ

まだまばらなリッピアの中から伸びてきたワルナスビです。
ワルナスビの芽
ナス科の花は ふわふわとキレイなので、一面の白い花が咲くリッピアの中に真っ白いワルナスビの花がたくさん咲くととってもきれい♪・・・じゃなくて、トゲがすごくて草むしりのたびに苦戦します。

去年の夏も たくさん生えていました(T_T)

こんなに小さくてもトゲ
小さなワルナスビ

ものすごく鋭いです
ワルナスビの葉
軍手をしていても突き抜けてきます

葉っぱにも茎にも
ワルナスビのトゲ

どのコにも もれなくトゲがあります
ワルナスビの茎

ワルナスビの花

ワルナスビの花
普通のナスの花とほとんど一緒です。

白い5枚の花びら。
黄色く見えるのがおしべ。
おしべの真ん中の緑色の部分がめしべです。

花時期は梅雨時期から秋まで。結構長いです。

受粉すると丸い実が成ります。
ワルナスビの実もコロンとしていて可愛いです。

花の色は、白の他に薄い紫色の場合もあります。

ワルナスビは有毒

ワルナスビは、植物全体、もちろん実にも「ソラニン」という物質を含んでいます。
じゃがいもの芽に含まれている物質と同じです。

「ナス」という名前がついていますが食べることはできません。

ワルナスビの繁殖力

ワルナスビは、根茎と種で繁殖します。繁殖力はものすごいです。

ワルナスビの根

ワルナスビは地下茎を伸ばして繁殖します。根は地下2メートルまで伸びることもあるそうです。
なので根が残っている限り、根絶はできません。

かといって、中途半端に根っこを抜くと
そこから分岐して さらに増えてしまいます。
ワルナスビの根

小さなワルナスビでも
小さいワルナスビの根
引っこ抜いた先には大きな根が・・・。

地面の中に残った根は 千切れた部分が分岐してさらに増えていきます。
・・・とにかく手ごわいです。

国立環境研究所の「侵入生物データベース」によると
ワルナスビは1センチ以下の地下茎の断片でも再生可能だということです。

ワルナスビの種

ワルナスビは花後に果実をつけます。果実の中には種が入っています。
ワルナスビの実
ワルナスビの果実
   (2017年11月撮影)

環境省の資料では
土壌中の種子の寿命は 112 年に も及ぶとの報告があると書かれています。

ワルナスビの花に気が付いたら要注意。
実ができる前に刈り取ってしまいましょう。

庭のワルナスビ

ガーデニングをする人は
ナス科には連作障害があるということは知っているのではないでしょうか。

毎年同じ場所にトマトやキュウリ、ピーマンなどの野菜を栽培すると
青枯れ病、萎凋(いちょう)病にかかりやすくなってしまいます。

ペチュニアやカリブラコアなどのナス科の花も
連作すると、キチンと成長しません。

ワルナスビが畑や花壇に繁殖すると
ナス科の野菜や花が育たなくなってしまいます。

除草剤で駆除する

ワルナスビを根絶したいなら除草剤の使用が手軽で確実です。

ワルナスビの根は縦にも横にも広く深く広がっていますので
葉から吸収して根まで枯らすタイプで希釈して使うラウンドアップマックスロードのような除草剤がおすすめです。

ワルナスビにラウンドアップマックスロードを使用する場合
 希釈倍率 50倍
 使用時期 7~9月

 

●ラウンドアップは土の中に入るとすぐに活動できない状態(不活性化)になります。雑草のはえる前に撒いても効果はありません。

●処理後1時間以内に雨が降ると効果が低くなります。お天気の確認はしっかりとしてください。

●雑草の葉っぱや茎の面積が大きいほど効果が期待できます。散布前に雑草の刈り込みはしないでください。

●通常2~7日で効果が発現し、効果完成までさらに日数がかかります。効き目ない、と勘違いして再度除草剤を撒いたりしないでください。
※農作物の近くで使う時は、注意書きに書いている「範囲および使用方法」を必ず守るようにしてください

「非農耕地用の除草剤」には毒物や劇物が含まれている可能性があるということです。ご注意ください>>除草剤について

ワルナスビの育て方
ワルナスビは根っこを土に植えておけば育ちます。寒さや暑さには とても強いです。冬は地上部が枯れますが、春になると芽が出てきます。 根っこが伸びて広がりますのでコンテナなどで栽培することをおすすめします。

おわりに

ワルナスビは有毒ですが、大量に食べない限りは致命的なことにはならないそうです。また触れて「かぶれ」が出ることもありません。

ただ、トゲの鋭さは最強最悪なのでケガには充分に気をつけて駆除をしてくださいね。

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