「防草シート」。読み方は「ぼうそうシート」
草の繁殖を防ぐシートです。
我が家の庭にデュポン社製防草シートザバーンを敷いて6~7年たちました。
今年は玄関横のスペースにも敷く予定です。
現状でのザバーンの効果、メリットとデメリットなどのレビューをこのブログでしてみようと思います。
我が家のザバーンの商品レビューをします
今も昔も 我が家の庭は草が多いです。
今はどんなに草が多くても なんとなくコントロールきるようになってきました。つまり 草の特徴がわかってきたんです。そうすると草もかわいいものです。
どんなに暴れん坊のヤブガラシ君もワルナスビ君も、ほんとにかわいい♪
でもっ
以前は 全然コントロールができなかったので毎日毎日毎日毎日毎日草むしりで
頭に来て お湯をかけてみたり、ブルーシートを敷いてみたり、
確かに効果はあるけど もっと根本的に解決したいっって思って
購入したのがザバーンでした。
家の周りの砂利を掘り起こして土を平らにしてザバーンを敷いてフルイにかけた砂利をザバーンの上に戻して・・・と。要するにDIYですね。
家事と仕事の合間に少しずつ少しずつ。2年ほどかけて敷いたのは
ザバーン125BB 50m
ザバーン240BB 10m
うん!!
良く頑張った
誰も褒めてくれないから
自分で褒めておこう
手間はかかったけど満足感もあります。
雑草対策と砂利の沈みこみ防止です。
新築の時は家の周囲にキレイに敷いていた砂利。でも10年も経つと だんだんと土に沈んで まばらに土が表面に浮き上がってきます。そこに雑草が生えて 雑草を抜くたびに根っこについた土と砂利が混ざって。。。という悪循環で雑草の根の張りは良くなるし砂利の沈み込みに加速がつくし。
極端な話
雑草はむしればいいだけですが
砂利の見た目が減る姿は悲しいものがあります。
いっそ 砂利を全部 除けてしまいたいと思うくらいです。
が
家の周りがむき出しの土だと
雨が降った時に泥はねで家の壁が汚れてしまいます。
「いずれなんとかしないと」という気持ちのままでいるのは ストレスの原因になるので できるだけ早くシートを敷かないと!敷きたい!敷かねば!!という感じでした。
ザバーンの特徴
ザバーンの特徴をまとめます。
ザバーンの材質
「ポリプロピレン製の特殊不織布。4層スパンボンドです」。。。と説明書きにはあります。が 私には何のことだかわからないのでスルーします。あ、でも「不織布」なのでハサミでザクザク切ってもほつれません。
シートの下は雑草が生えない
隙間がないようにザバーンを敷くと シートの下には雑草が生えてきません。
植物は光がないと光合成ができません。なので防草シートでは光を遮ると植物が成長を抑えることができます。安価な防草シートの場合、陽にかざすと向こうの景色が見えたりしますが、ザバーンの場合は向こうの景色が見えません。光をきちんと遮っています。
スギナやヨモギが突き抜けてこない
地下で根を張る雑草の場合、ほんの少しの隙間があれば そこから芽を出すものです。また、シートが弱い場合も強い雑草が突き抜けてきます。
でも125に砂利を置くか240の場合、
スギナ・ヨモギ・ワルナスビなどもザバーンを突き抜けてきません。
ザバーンの透水性
光を通さないシートなので水はけが気になると思いますが、
水はけは ものすごくいいです。
我が家の庭は もともとコチコチの真砂土の庭で水たまりができやすく、苔も生えやすい場所ですが、ザバーンの場所が特に水がたまりやすいとか 苔が多いとか言うことはありません。それにザバーンの上に砂利を敷いて、その砂利が沈み込むことがないので雨水で庭がぬかるみになるという事がなくなりました。
環境にやさしい
ザバーンはゴミ処分の時も簡単。ザバーンは土壌汚染等、環境に影響する化学物質は不使用。
焼却時も有害物質が発生しません。ってテレビショッピングみたいな言い方になってしまった。
ザバーンの耐用年数
気になるのは「寿命は何年もつのか」「強度は?」「規格や価格の違いは?」また女性の場合は「重さ」などではないでしょうか。
各規格には1M幅と2M幅がありますが、家庭用として一般的な1M幅のザバーンの規格と耐用年数、奨励されている設置方法などをまとめました。また、価格についてはリンクを張っています。いずれも楽天にジャンプします。10m単位の切り売りをしているショップさんや30M巻きのものもあります。詳細は各ショップのホームページでご確認ください。
125・128・136・240タイプになります。
ザバーン68b
向こう側が透ける薄手のタイプです。主に砂利下シート、つまり砂利の沈み込み防止などに使います。
厚さ0.271㎜。色はブラック。
ホームセンターの農業資材コーナーでも切り売りしています。
ザバーン125bb・128bb
庭やアプローチなど車が通らない場所の普通の雑草に。砂利などとの併用推奨。
(125bbと128bbの違いがわかりません。ほとんど同じ、でいいのかな・・・)
厚さ0.4㎜。片面がブラックで片面がブラウン。
耐用年数 むき出しには向きません。砂利下での耐用年数は半永久。
125bb:50M巻き。6.25㎏
128bb:50M巻き。6.5㎏
>>【楽天市場】デュポン社製ザバーン125
>>【楽天市場】デュポン社製ザバーン128
ザバーン136g
庭やアプローチなど車が通らない場所の普通の雑草に。
厚さ0.4㎜。色はグリーン。
50M巻き。7㎏。
耐用年数 むき出しの状態で3年。砂利下では半永久。
ザバーン240bb
駐車場など車が通る場所にはこちらがおすすめ。チガヤやイネ科などの強い雑草も突き抜けてきません。むき出しでも大丈夫です。家庭で使用するなら この厚みと強度があれば十分すぎるくらいです。(駐車場に使う時は砂利との併用推奨)
厚さ 0.64㎜。片面がブラックで片面がブラウン。
30M巻き。7.5㎏。
耐用年数 むき出しで3~5年。砂利下では半永久。
ザバーン240g
厚さ 0.64㎜。色はグリーン。
30M巻き。7.5㎏
耐用年数 むき出しで7~13年。砂利下では半永久
ザバーン350g
厚さ0.8㎜。色はグリーン。
30M巻き 10.5㎏
耐用年数 むき出しで 10~15年以上。砂利下では半永久
主に業務用。むき出し状態でも長持ち。のり面などの砂利を敷けない場所にもおすすめ。
①どんな雑草に効果があるのか。1年草、宿根、匍匐性のタイプごとの違い
→ザバーンの効果。草は生える?スギナは突き破る?グランドカバーは?
②防草シートの設置方法は?押さえのピンやテープは?
→ザバーンの使い方。留め方と補修の方法
③ザバーン125と240の差。耐久性の違い
→ザバーンが劣化したらどうなる?太陽光の影響は?カビは生える?
④防草シートのメリット&デメリットは?
→ザバーン設置のメリット&デメリット
⑤実際に7年間使ってみました。ザバーンの各規格ごとの特徴や耐用年数はこちらから
→防草シート ザバーンのレビュー。特徴と耐用年数
おわりに
グランドカバーでも、防草シートでも、砂利でも、コンクリートでも、結局雑草は生えてくる。
でも できたら除草剤は使いたくないし、できたら手間もかけたくない、コストもかからないほうがいい、環境にも優しい方がいい、庭植えの花や野菜に影響がないほうがいい、虫が来なくて、照り返しもなくて、水はけも良くて、見栄えもよくて。。。もちろん子どもやペットが安心して遊べる庭でないと意味がないし。。。
なんて。
贅沢なのはわかっているんですが、欲望は とめどないですね。
でも ザバーンには 今のところかなり満足しています。
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