梅雨時期から伸びる草の中でも ひときわ目立つエノコログサ。またの名を「ねこじゃらし」と言います。
よく言ったもので 本気に猫は このエノコログサにじゃれます。ひとしきりじゃれた後は食します。
今回は 今我が家の芝生で増殖中のエノコログサについての記事です。
エノコログサの仲間
エノコログサの仲間には
エノコログサ
ムラサキエノコロ
アキノエノコログサ
キンエノコロ
とかあるわけですが
梅雨時期に多いのは なんといってもエノコログサです。同じころに見かける紫の色がついているのがムラサキエノコロになります。
特徴は、穂が小さく、真っ直ぐに立っているところ。
アキノエノコログサやキンエノコロは、エノコログサよりも若干遅く穂を出し、穂も大きく、うなだれた感じになります。
で 今 うちの芝生に増殖中なのが こちら
はい。
小さな穂が キリッと立ち上がってますね。
これは「エノコログサ」です。
この「コロッ」「キリッ」という感じが初夏っぽくていいですよね。
で 夏から秋にかけての「アキノエノコログサ」になると 大き目の穂がお辞儀をして稲穂やススキのようなたたずまいになりますので それはそれで「収穫の秋」って雰囲気でいいです。
なかなか にくい演出をしてくれる雑草さんです。
エノコログサの特徴
では エノコログサを見ていきますね。
エノコログサの穂
まず 先ほども書きましたが エノコログサの特徴は、小さ目の穂が立っていること。
画像のエノコログサは 一番大きなもので70cmの高さですが、やっぱり真っ直ぐ穂が立っています。
穂のアップ
エノコログサの根
エノコログサの根っこは そんなに張っていません。割とこじんまりとしていますので、土がコチコチなら引っこ抜くのは大変ですが、梅雨時期のやわらかい土なら簡単に引っこ抜けます。
エノコログサの株の根元は、放射状に立ち上がっています。
茎の一部が赤くなっていますね。
エノコログサの葉
普通のイネ科雑草と同じ形の葉です。
ところどころ 赤みが差していますね。
エノコログサの鉢植え
小さ目の穂がまっすぐ立っているエノコログサは、鉢植えにしてもかわいいです。
これは我が家の猫のおやつ用に作った鉢植えですが、飾ってみると普通にかわいい(←と、自画自賛)
もちろん 放っておくと1メートルくらいになりますが。適当切っておけば 小さな背のまま穂をつけます。するとこじんまりとまとまりますので、鉢植えにしたときのおさまりがいいです。

おわりに
とりとめなく書いてしまいましたが、管理人はエノコログサの大ファンです。
なんで こんなにかわいい形をしているんでしょう
猫がじゃれたくなる気持ちになるのも仕方ないじゃないの、なんて 訳の分からないことを考え
ついつい 庭にエノコロ畑を作りたくなるし
空き地でエノコログサを見かけると、つい「紫はないか」と
まるで「四葉のクローバーを探す」ように きょろきょろとしてしまいます。
引っこ抜くのが簡単な雑草は 管理が簡単なので 増殖しても 全然気にならないのが魅力ですよね♪
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