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庭の草

セイタカアワダチソウの花の時期。ブタクサやアキノキリンソウとの違い

草むしりをしていたら庭の隅っこにセイタカアワダチソウを発見しました。せっかくの機会ですのでセイタカアワダチソウをじっくり観察してみようと思います。

また秋に咲く黄色い花として 間違われることの多いブタクサ・オオブタクサとの見分け方も紹介します。

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セイタカアワダチソウの花の時期

セイタカアワダチソウの花の時期は10月~11月。キク科アキノキリンソウ属の外来種で日本に渡ってきたのは明治時代です。高さは1~2.5m。環境が良い場合は4.5mほどに育つこともあります。

セイタカアワダチソウは、他の植物の成長を抑える物質を出すという特技(アレロパシー効果)を持っていて、周囲の植物を枯らしてしまいます。

昭和40年代に大増殖をして しかも家の屋根よりも大きく育って ものすごく社会問題になりました。私が子供の頃の話です。日本の在来植物が全滅してしまうとかで「黄色い悪魔」みたいな言われ方をしていた時期もありました。なので子ども心にものすごく恐ろしい花なので近寄ってはイケナイ感じすらしていました。

が 周囲の植物を枯らした結果 最終的には自分自身にその「物質」が向いてしまい、今は随分と数が少なくなりました。たまに庭や空き地で見かけると、どうしてどうして なかなか可愛い花で驚きます。

セイタカアワダチソウとブタクサ

ひょろっと伸びる
秋に咲く
黄色の花

ということで、なかなか見分けがつきにくいのが、セイタカアワダチソウとブタクサ・オオブタクサとアキノキリンソウ。

特にいたるところで繁殖しているセイタカアワダチソウとブタクサは、なんだか印象が良くない気がします。

実際ブタクサやオオブタクサは秋の花粉症の原因になるし
セイタカアワダチソウは一時期大増殖して、日本の在来種を駆逐する勢いだったので

まあ印象が悪いのも当然なんですが(*^_^*)

まずセイタカアワダチソウとオオブタクサ・ブタクサの簡単な見分け方ですが。

⇒セイタカアワダチソウの葉っぱは細長い流線型です。ワサワサと茂ってます。それにめちゃくちゃザラザラしています。
セイタカアワダチソウの葉

茎は枝分かれしません。真っ直ぐに伸びていきます。
セイタカアワダチソウの茎

秋にセイタカアワダチソウに似た黄色の花が咲いているのに
●葉っぱ流線型ではない
●茎が途中で枝分かれしている
ようならブタクサかオオブタクサになります。

ちなみにブタクサやオオブタクサは、花粉を風で飛ばす「風媒花」です。花粉症の原因になることでも有名です。でもセイタカアワダチソウは花粉を虫が媒介します(虫媒花)。なのでセイタカアワダチソウは花粉症とは関係ありません

さらに詳しい違い・見分け方を画像つきで解説している記事
>>ブタクサが原因の花粉症の時期とブタクサの画像。セイタカアワダチソウとの違い/四季のメモノート(別ブログになります)

セイタカアワダチソウとアキノキリンソウ

セイタカアワダチソウの花を見ていきますね。
庭のセイタカアワダチソウの花
中心の茎(主軸)は上に伸びて 花の房は円錐の形になります。
セイタカアワダチソウの黄色い花

もっと咲くとこんな感じ。
脇に出る花の茎は、主軸に直角で、株全体の花も円錐の形になります。
セイタカアワダチソウの花が咲く

それがまとまると こんな感じ。
セイタカアワダチソウの花の群生

寒くなるころには綿毛が「泡立つ」ように見えるようになります。
セイタカアワダチソウ12月
セイタカアワダチソウの綿毛
     (2017/12/2 散歩途中で見つけたので撮影)

セイタカアワダチソウの花はアキノキリンソウによく似ているという事ですが、残念ながらアキノキリンソウを見たことがないので・・・。ここは↓

ウィキペディアによると「アキノキリンソウは 高さは70~80cm、花時期8-11月、葉は互生して茎の下部の葉は先端がとがる楕円形で、茎の上部では披針状」ブタクサと比べると「総じて小型で背丈は大きくても80cm程度である。また花序は枝が広がらず、花数は遙かに少なく、個々の花はより大きい」となっています。以前は日本のどこででも見られたアキノキリンソウは現在ではセイタカアワダチソウに取って代わられたようです

ただ ウィキペディアでは「アキノキリンソウは変種が多い」とされ、また現時点で「曖昧な記述」扱いです。

私の愛読書「野草・雑草の事典530」でもアキノキリンソウは取り上げられていません。530の中に入っていない・・・ということは ほんとうにかなりレアな種になっているのかもしれませんね。

互生とはひまわりの葉ッぱのように 互い違いに葉っぱが出てくることです。

なるほど、確かに我が家の草はセイタカアワダチソウです。

セイタカアワダチソウは普通1m~2.5mになります。うちのは、それより小さいので高さはアキノキリンソウ並みだし、花時期もかぶってますが、葉っぱが違いますね。
セイタカアワダチソウの茎
どう見ても「下部も上部も同じ形の葉」です。

セイタカアワダチソウの根

セイタカアワダチソウを引っこ抜いてみました。
セイタカアワダチソウの根
セイタカアワダチソウは、花粉でも増えますが、太い地下茎で広がっていきます。コレ、根っこから抜いとかないと、年ごとに増えていきます。

画像の根っこを見ると、今年2本だったセイタカアワダチソウから新しい芽がすでに育っています。もちろん地上からはわかりません。でも このまま放置していたら来年の春には5~6本か それ以上のセイタカアワダチソウが我が家の庭に育っていた訳ですね。そして周囲の草花が無くなっていく。。。迷惑な話です。

反対にセイタカアワダチソウばかり植えてグランドカバーにするのはどうか、と考えたとして(誰も考えないと思いますが)。
セイタカアワダチソウを植えていると 確かに他の植物は育たなくなりますが、セイタカアワダチソウ自体、葉っぱの下の方からドンドン枯れてくる雑草で、見た目がすごく良くないです。なのでセイタカアワダチソウばかりを好んで植えていると 「空き地」のようにしか見えないのでやめたほうが良いかと思います(誰もしないと思いますが)。

ちなみにブタクサ・オオブタクサは一年草ですので、こういう根にはなりません。
「根っこで広がる」かどうかももブタクサとセイタカアワダチソウとの違いですね。

しつこいですが ブタクサとセイタカアワダチソウの違いはこちらから
>>ブタクサが原因の花粉症の時期とブタクサの画像。セイタカアワダチソウとの違い/四季のメモノート(別ブログになります)

まとめ

毎度毎度。無駄な文章を長々と書いては無駄な時間をいただいて申し訳ありません。

自分としては、多分セイタカアワダチソウだけど、万が一アキノキリンソウだったらいいな~なんて、夢見てしまったものだから・・・。

というか 今やアキノキリンソウを見かけることはほとんどありませんので、どちらか迷うくらい似ているならセイタカアワダチソウで間違いないかと・・・。うん。わかっていたんですけどね。ちょっと夢見たかっただけです。

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