昨年の今頃 道の駅でサフランの球根を買いました。
そして テーブルの上に放置したままでサフランの花が咲き、その花の雌蕊を収穫したのが昨年の11月。
今日は そのサフランの雌蕊の最後に残った「ひとつまみ」でサフランライスを作ってみました。
サフランの雌蕊で
サフランの花は秋に咲きます。薄紫色のキレイな花です。コルチカムと同様に テーブルの上に置きっぱなしで咲く とても楽な花です。
一輪の花にはそれぞれ3本の雌蕊があって、収穫して乾燥させるとサフランティーやサフランライスを作るときに使えます。
サフランは「置いとけばいいだけ」という究極の楽ちん植物で、多分 お花を咲かせようと思ったら これ以上楽ちんな花は地球上にないのではないかと思います。
しかも収穫もできてしまう!
サフランティーやサフランライスが作れてしまう!
オトク感ハンパないです。
で サフランティーの方ですが…まあ、清涼感があって 飲みやすいお茶だったんですが。別に特別 びっくりするほど美味しいとか 美味しくないというものではなく。ほのかにサフラン的なものをかもしている薄い紅茶のような。つまり普通の紅茶やお茶の方が はるかに美味しいというか。いや 美味しいとかじゃなくて 体にいいとか 何とかそういうのもあるとは思うんですが まあ。収穫量も大したことはないので 飲んでも飲まなくてもどっちでもいいような、というか、そんな感じでした。もう少し美味しいいただき方もあるかもとは思うんですが…。
そんな こんなで 今日はサフランライスに挑戦です。
サフランライスの作り方
前回のサフランティーが そこそこ可も不可もなかったものですから、今回のサフランライスもそこそこだったら ちょっとがっかりですが、とにかくやってみないとわからないので…頑張ります。
レシピは

この手の香辛料をたくさん販売しているハウス食品さんのものなら 間違いないはず!
と勝手に信じて ハウス食品のホームページのレシピで作ることにしました。
サフランライスの材料
・米 2合
・サフランの雌蕊 ひとつまみほど
・バター
こちらが昨年乾燥させて 瓶に入れて保存していたサフランの雌蕊です。
私は自然乾燥させました。
ほそーい雌蕊なので数日でカラカラになります。
オーブンの予熱を利用するとすぐに乾燥するのでさらに簡単です。
サフランライスの作り方
①お米は洗って炊飯器に入れ 規定量の水を入れます。
②サフランの雌蕊を入れて20分そのまま
③バターを入れて ご飯を炊きます
要するに ご飯を炊くときにサフランとバターを入れるだけ!
簡単!
20分間 ご飯と一緒に水に浸けた状態
ご飯が炊けた状態
バターの良い香りが食欲をそそります
出来上がったサフランライスは サフランの周囲が濃い黄色。しゃもじでサックリと混ぜると 全体がほんのりとレモン色になって とてもキレイです。
サフランライスとドライカレー
今日のメニューはドライカレー。
売れ残りの完熟になりつつあるようなトマトを大量に買ってきたのでザクザクと刻んでこれでもかってくらい大量に入れました。
ほんのり黄色のサフランライスと一緒にいただきます。

すごくおいしい!!!!!

めちゃくちゃおいしい!!!
・・・人間 本気で感動すると語彙力がなくなります。
いやあ 美味しいです。ほんとに。


まとめ
もちろん ハウス食品のサフラン(ホール)で作っても同じだとは思いますが。
うん。でも 昨年のサフランを庭に植えたから もしかしたら今年も収穫できるかも。もしかしたら 球根だから 毎年少しずつ増えていくかも。
…なんて ちょっと「もーそー」してしまいます。
もしも 今年収穫できなかった場合は 来年また球根を買って 庭にサフラン畑を作らねばと 庭の計画が また少しずれつつありますが。それほどに美味なサフランライスでした!
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