この秋 サフランの花が咲いたら サフランティーを淹れてみようと思っていました。
どんな味なのか どんな香りなのか
というか そもそも私にサフランティーの良さがわかるのか…と 一抹の不安を抱えながら サフランティーを飲んでみました。
サフランの花でサフランティー
11月。薄紫のサフランの花が咲きました。部屋の中いっぱいに甘いにおいが広がります。
でも。
せっかくのサフランの花ですが、においを楽しむよりも前に摘んでしいます。
なぜって サフランの雌蕊を収穫したいから。
サフランの花が咲いたら 球根を抑えながら花の茎を引っこ抜きます。
糸というか 紐のようにというか
とにかく 赤く ひょろひょろと伸びているのが雌蕊(めしべ)です。
一輪の花から3本しか採れません。
実際に店舗で購入すると 結構お高い高級食材です。
雌蕊を引っこ抜くと こんな感じ。
まだ お花はキレイなので
ガラスのコップに入れて
カゴに入れて
玄関に飾ることにします(*^_^*)
サフランの雌蕊を乾燥させる
さて これがサフランの雌蕊です。
21個の球根から30輪の花が咲きました。
雌蕊の数は 3本なので全部で90本ですね。
左側は 早く咲いた分で もう乾燥が終わったもの
右側は 摘んだばかりの雌蕊です。
雌蕊は小さく細いので 数日で乾燥してしまいます。
乾燥したサフランの雌蕊は 湿気を嫌うので密閉容器に入れて保存します。
サフランティーを淹れてみる
では メインミッション
サフランティ―を淹れて飲む
にいきます。
サフランには 鎮痛・鎮静効果があるといわれています。漢方として不眠症の人に処方されることもあるそうです。
作り方は
カップにサフランをひとつまみ入れて
お湯を注ぐだけ
待つこと10分ほどで 黄金色のサフランティーの出来上がり。
ほんのりと苦みと清涼感があって
とても飲みやすい漢方茶な感じです。
色見もキレイだし、華やかですよね。
サフランの球根って
お花が咲くのを待つ楽しみ
お花を愛でる楽しみ
お茶にして飲む楽しみ が
セットになってるって考えたら かなりオトクな感じがします。



おわりに
サフランの雌蕊を収穫できるのは ちょうど温暖の差の激しい時期。
サフランは 更年期障害にもいいし、血液の循環にもいいという話もあります。一回飲んだからってどうなるものでもないとは思いますが、なんとなく体にいいものって飲んでてホッとしますよね。
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