11月だけど 今日は10月並みの暖かさ。気持ちがいいので次女と散歩。
この季節の緑は 枯れているけれど まだ力強いです。
通りの家の庭の柿の実と青空のコントラスト。
これって ものすごく「秋の色」ですよね。
散歩の途中で見かけた雑草
萩の花。秋の七草です。
道路斜面の砂防資材として使われているそうで、田舎の道路脇では ちょいちょい見かけます。
カラスウリ。
形といい色といい秋そのもの。
赤い実はとにかく目立ちます。
でもカラスウリの花は夜だけ咲くというレアもの。
花時期は夏。
一度は見てみたいと思うけれど、最近の夏は夜でも暑いし 夏に山道の散歩なんて多分しないので 見れそうにないです。
イチョウの黄色い葉。
昨年は黄金色のイチョウの葉っぱが散っていたんですが
今年の紅葉はあまりキレイではないようです。
法面(ノリメン)にびっしりとはえるカラムシ。
遠くから見るとグランドカバーのよう。
クズは電柱をよじ登り 電線に絡みつく
これも田舎では普通の景色。
セイタカアワダチソウの黄色い花。
花が枯れると種ができて白い泡のように見えます
セイタカアワダチソウの記事はコチラから
立ち枯れているヨモギ。
宿根草なので 根は残ります
根元にはすでに小さな芽ができていて その状態で冬を越します
エノコログサは枯れてますね
この季節
草も木もカサカサと枯れてきているけれど
まだ寂しい感じではなく
特にイネ科はラインがキレイでスタイリッシュ
ぜひ 我が家の庭にも、と思うけれど
わが家の庭で見ると
ホントに「ザ・雑草」な感じで
全くスタイリッシュではないです
猛暑にも負けず
荒れ放題なクズやカラムシもいい
ものすごく自由で 力強い
もちろん こちらも 我が家の庭に来たら
ただの雑草だ
きっと 全然カッコよくないです
同じものなんだけど何かが違う
ライブで聞く曲と
CDで聞く曲は
同じなんだけど違うのに似ている
うーん
たとえがイマイチですね
山の上に広がる空の色?
葉っぱを揺らす風?
てくてく歩いた気持ちの違い?
閉塞感がない
解放感の違い
なんだか文学的なことを言おうとしてみるけど
全部 ずれているし外れている気がします
娘は、最近お気に入りの2.5次元ミュージカルの話を延々としている
延々と話していない時は
MP3プレーヤーで音楽を聴いている
昔 彼女が小さかった頃は
即興の変な歌をよく歌ってくれていたが
さすがにもう そんなサービスはしてくれません。
おわりに
さすがにカラスウリや萩は うちの庭にはありませんが
たいていの雑草は庭に生えています。
なんで こんなのの写真を撮るの?という娘の意見は ものすごくマトを得ていて正しいんですが、
何故でしょうね。
「そこにある」ことを「見つけた喜び」を残しておきたいのかもしれませんね。
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