以前は頻繁に目にしたれんげ草、最近めっきり見かけなくなりました。
今日ウォーキングしていたら珍しくれんげ畑を見かけたのでれんげの花を写真に撮りました。れんげの花は10円玉くらいの大きさでクローバーに良く似た薄紫の花。たまに白い花を見つけたらなぜだか幸せな気分になります。
れんげ草の咲く時期
太りすぎて ついに水着が入らなったのでウォーキングを始めました。日ごろ歩かない場所まで足を延ばしたられんげ畑に遭遇しました。
「れんげ」とか「げんげ」とか言います。漢字で書くと「蓮華草」。れんげの花が咲くのは4月から。そして開花時期がいつごろまでかと言うと・・・枯れるよりも前にたいてい田んぼにすき込んでしまいますので、すき込まれる前まで、な感じです。
私が小さいころは 春の田んぼはれんげばかりで ちょうど新学期が始まったころ、ウキウキとした気分で友達とれんげの花の上を転がったり、髪飾りやブレスレットを作ったものです。れんげの花のにおい?というか草のにおい?はそのまま新学期の記憶です。
れんげの草丈は子どものくるぶしが埋まるくらいなので、れんげに足を取られながら走るのも面白かったです。それに花ビラをつまんで取ると花の蜜が吸えます。>>ホトケノザと一緒ですね。田んぼの中 れんげばかりなんだから、蜜吸い放題!
そして れんげ畑の向かい側には なんと「タンポポ畑」 すごいっ!一面のタンポポとタンポポの綿毛!
れんげ草を植える理由
以前の田んぼにれんげを植えていたのは緑肥として使っていたからです。
れんげの根には窒素分を作る働きがあります。肥料を選ぶときに 化成肥料などに「チッソ・リンサン・カリの割合が8:8:8」とか書かれているアレですね。
チッソ⇒茎や葉
リン酸⇒花や実
カリ⇒根や球根
をそれぞれ元気にする働きがあります。
田んぼの稲の刈り取りが終わったら そこにれんげの種を蒔いておくと雑草防止にもなるし、植え付け前に機械で田んぼにすき込めば肥料にもなる、と とてもいい仕事をするんです。
でも最近は化成肥料を使うのが一般的なのでれんげを植えることが少なくなっているそうです

終わりに
レンゲの種は秋ごろ100円ショップで見かけますが、、、レンゲのグランドカバーってどうよ?
いや すいません。わかってるんだけど、ちょっと想像してみただけです。
無理かなあ。無理だよね。
まず レンゲは2年草なので。秋に種を蒔いて 翌年の春に花が咲いたらそれで終わりです。れんげをグランドカバーにするなら毎年種を蒔かないといけない。ということですね。
育て方は それほど難しくないはず。タンポポ畑の隣に完全放置で植えられていましたから。
でも。
私の一番好きな花 れんげ。次に好きな花が菜の花。残念なことにどちらの花も家で育てるような花ではありません。というか、私が見たいのは庭のれんげや菜の花ではなく「一面のれんげ畑」や「一面の菜の花畑」なんだと思います。花のにおいや蜜の味、草の上を転がった時のヒンヤリと冷たい感触。子供の頃の思い出の風景ですね。
五感で四季を感じていた、今考えると とても幸せな体験ができた世代です。
コメント
ダイソーに売ってて買うか迷いましたが諦めました(´・ω・`)
多年草ならなぁ
匿名様 訪問ありがとうございます。
ダイソーにありましたか!?
最近の100均 ホントにすごいですね。
ちょっと明日 ダイソーで探してみます。
情報ありがとうございました