今日は庭のツワブキを収穫。冷蔵庫の有り合わせの食材と一緒に煮物にしました。
ツワブキは 皮をむいて あく抜きをしたら 後は味を付けるだけ。意外と簡単に料理ができます。
ほんの少しですが これも季節のお料理(しかも無料♪)
ツワブキとは
まず本日の食材の紹介から。こちらがツワブキくんです。
キク科の常緑多年草です。
そしてこちらがツワブキの花。これは昨年の11月に撮った写真です。
ツワブキの旬は?
ツワブキは常緑で 春以外も新芽が出てきます。なので ツワブキは基本的に一年中食べれます。
でもなんとなく自分的には 「ツワブキを食べるのは春」のイメージが強いです。
庭の雑草や山野草って 春のものが多いですし。その感覚かもしれませんね。
・両方ともキク科の植物です
・大きな葉があり その葉柄を食用にします
でも
・フキの茎は空洞ですがツワブキの茎は空洞になっていません。
・フキは冬になると地上部が枯れますが ツワブキは常緑です
・フキの花は春に咲きますが ツワブキの花は秋に咲きます。
フキの花のつぼみは「ふきのとう」です。
フキノトウでふき味噌を作りました→ふきみその作り方。使い方。
ツワブキのどこを食べたらいいの?
ツワブキの可食部は 葉っぱと葉っぱについている茎の部分(葉柄)、それとお花も食べられるそうです。
まあ普通 食べるのは葉柄の部分です。食べ方は 佃煮や天ぷら、お肉などと合わせて含め煮にしたりします。
お花については、私は食べたことがないんですが、山と渓谷社の「おいしい雑草 摘み菜で楽しむ和食」という本にレシピが載っています。下にリンクを貼っておきますね。お花の季節は10月下旬~12月中旬くらいになります。
ツワブキの皮の剥き方
ツワブキの料理の手順は
皮をむく→あく抜きをする→味付けをするになります。
まず 皮を剥いていきます。
ツワブキは茎や葉に 綿のような毛がふわふわと生えています。
葉っぱは フキよりも厚くツヤツヤとしています。
ツヤがあるから「ツヤブキ」→「ツワブキ」と呼ばれるようになったとか。
茎の上下を切り落とします。
30cmくらいの小さ目のツワブキ4本。
このまま鍋に入れますので切らなくていいです。
小さいから扱いやすいです。
量も夕食の小鉢用なので このくらいあれば十分です。
鍋にお湯を沸かして サッと茹でます。
皮を剥きます。
端の方の皮を折って 引っ張るように剥いていきます。
ツワブキのアク抜き方法
次は アク抜きです。
フキやツワブキは、ピロリジジンアルカロイドという物質を含んでいます。ピロリジジンアルカロイドは肝中心静脈血栓症や肝癌の原因になるといわれています。なので ツワブキを食べるときは たとえ柔らかい新芽でも 食べるときにはアクを抜いてから料理をします。
先ほどのツワブキを 塩ゆでにします。
2~3分ほど茹でたら引き上げて水にさらします。午前中の草むしりの場合は このまま 夕食の時間まで放置します。時々様子を見て水の色が変わっていたら水を交換します。
もしも夕方の草むしりついでにツワブキを採った時は 塩ゆでの後は一晩放置で翌朝料理することにしています。
ツワブキの煮物のレシピ
アク抜きが終わったツワブキは食べやすい長さに切ります。
あとは 好きなように料理。
天ぷらなら衣を付けてサッと揚げるだけ。
佃煮なら お醤油と砂糖、みりんで煮詰めます。刻んだ昆布などを足してもおいしいです。
でも。
今日は煮物にします。
昨日の鍋の残りのエリンギと
さっき3割引きで買ってきたちくわ。
これを一緒に だしと砂糖、しょうゆで薄味に煮付けます。
煮たら 冷えるまで置いておくと 味がよくしみます(*^^)v
おわりに
春。
花は芽吹き、うぐいすはホーホケキョと煩いほどに鳴く季節。
庭の其処此処に食べるものが見つかる季節。
今日もご馳走様でした(*^^)v
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