かぼちゃの仲間はおしべの花粉がめしべにつかないと結実しないので毎朝コツコツと受粉をさせました。
おもちゃかぼちゃの雌花と雄花、花粉を受粉させている写真を紹介します。
おもちゃかぼやの雌花と雄花
7月頃になるとおもちゃかぼちゃに花が咲きはじめます。花が咲くと 次には実がなる、秋にはおもちゃかぼちゃが収穫できるかも、なんて思って嬉しくなってきます。おもちゃかぼちゃは、普通のかぼちゃと同じで雌花(めばな)と雄花(おばな)があります。
でも最初に咲くのは雄花ばかりになります。雌花が咲くようになるまで もう少しかかります。
おもちゃかぼちゃの花粉
株が大きくなり、葉が茂ってくると雌花も咲くようになります
見分け方は簡単で雌花の下には、かぼちゃの形のふくらみがあります。
ふくらみがないほうが雄花ですね。
雌花には「めしべ」があります。雄花には「おしべ」があります。「めしべ」に「おしべ」の花粉が付くことを受粉と言います。
普通 花粉を運んでくれるのは虫や風の仕事ですが、ベランダ栽培している場合や虫がいない場合、確実に実をならせたい場合は、人の手で受粉をさせてあげます。
おもちゃかぼちゃを受粉させる
受粉のやり方は おしべの花粉をめしべにつけるだけ。
雄花の中におしべがあります。
花びらをむしっておしべだけにします
めしべにちょんちょんとくっつけるだけ。
「雌花の元のほうって最初から丸いんだから、ほっといてもかぼちゃになるんじゃないの?」なんてわけにはいきません。
受粉しなかった雌花は、丸いふくらみと一緒にポロリと落ちてしまいます。
なので 毎朝通ってくれる勤勉な虫さんがいる場合は別ですが 基本的には受粉させてあげたほうがいいと思います。
カボチャの受粉能力は朝方が一番高いそうです。
①まずおもちゃかぼちゃの種を用意します
→おもちゃかぼちゃの種と苗。種まきの時期と育て方
②おもちゃかぼちゃの栽培方法です。
→おもちゃかぼちゃの植え方 育てかた。花や収穫の時期
③おもちゃかぼちゃの受粉作業の方法
→おもちゃかぼちゃの雌花と雄花。花粉を受粉させる方法
④おもちゃかぼちゃの病気と害虫について
→おもちゃかぼちゃを栽培したときに気をつける病気と害虫
⑤収穫したおもちゃかぼちゃは どのくらい保存できる?
→おもちゃかぼちゃを日持ちさせる。腐る?ドライになる?分かれ目は?
⑥おもちゃかぼちゃを飾る意味
→おもちゃかぼちゃの花言葉は?ハロウィンやお盆に飾る理由は?
⑦緑のカーテンをおもちゃかぼちゃで作ったら?
→おもちゃかぼちゃで緑のカーテン?グリーンカーテンにした結果
⑧我が家のおもちゃかぼちゃ栽培。6月の結果です
→おもちゃかぼちゃ 6月。つるが伸び放題なので剪定をする
⑨おもちゃかぼちゃの収穫の目安。栽培記録7月~8月。
→おもちゃかぼちゃ7月~8月。おもちゃかぼちゃの収穫時期は?
⑩「育てたいわけじゃないの!おもちゃかぼちゃそのものが欲しいの!」という場合は
→ハロウィンのおもちゃかぼちゃを通販で買うなら
おわりに
うちの庭には勤勉なアシナガバチが毎朝来ていましたので、受粉の必要はないとは思いましたが、やっぱりちょこちょことやっちゃいました。
別にアシナガバチさんの仕事ぶりを信用していないわけではないんですが。こういうことって なんとなく自分でもやりたいじゃないですか。
でも かぼちゃや虫から見たら「ただのおせっかいおばさん」状態かもしれないですね…。
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