葉っぱと茎のインパクトばかりが強烈で、花の印象がものすごく薄いアメリカフウロですが咲いてるんです。ものすご~く小さくてかわいい花が。しかも先っぽに一輪か二輪だけ。
そんなアメリカフウロを花と葉っぱ、それと根っこの画像と一緒に紹介します。
アメリカフウロの花
アメリカフウロの花です。開花時期は4月末から6月ごろまで。
草地で見ると 他の植物と一緒になっていて どうしてもピンときませんが 最初に気が付いたときは まさかこんな花だったとはって。ちょっとしたサプライズでした。
花の色は 純白からごく薄い紫
明るいピンク色も。
栄養が少ないと赤みが強く出るといわれています。が 同じ庭で同じ日に摘んだ花でも色の違いがありますので 色の違いの原因は「栄養」だけではないような気がします。
花びらは5枚で、薄い筋が入っています。花後は 面白い形の果実になります。熟すと はぜて種を飛ばします。
アメリカフウロの葉と茎
アメリカフウロの茎は 緑から赤みがかった緑色。そのままにしておくと とても大きな株に育ちます。株が大きくなるにつれ 太く丈夫になり、タンポポのロゼットのように地面に広がります。
どんな大きな株に育っても花の存在は
こんなものなので、やっぱり アメリカフウロのイメージとしては「葉っぱ」ですよね。
葉っぱは放射状に切れ込みが入り花が終わるころから徐々に赤みが増します。いわゆる草紅葉(くさもみじ)ですね。
アメリカフウロを庭で育てる
最後にアメリカフウロの根っこの画像を紹介しますね。茎や葉と同じで アメリカフウロの根はとても頑丈で大きくなります。
アメリカフウロを引っこ抜いてみました。まだ小さな株ですが、横に細かい根がしっかり張っています。
そして真っ直ぐに伸びる直根。
株が大きくなると この直根が太くなり、とても深く根を伸ばします。横にもしっかりした根が張り巡らされます。なので除去するのがとても大変です。
防草シートとアメリカフウロ
根を張れる場所ではないからと安心していると そんなことはお構いなしにどんな場所でも元気にグングン育っています。
ここは防草シートの上に砂利を敷いています。防草シートを敷いたのは6年前。風が運んでくるのか 土がほんのうっすらとたまってきています。
この上に しっかりと根を張るアメリカフウロ。
まあ 防草シートの上だから ペリっと剥がせばいいだけなんですが。。。本当に油断のできないコです。


おわりに
とにかく 育てるとロクなことがないアメリカフウロですが、葉っぱが赤く紅葉することと果実の形が面白いのが魅力なので、何かに使えないかなと思案中です。
庭の一か所にまとめたらグランドカバーになってくれないかしら?
葉っぱの形がスッカスカだから無理かな?
鉢植えにしたらどうかしら?
つい期待してしまう毎度のドンブリ気質の私♪
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